負のループから抜け出す方法|仕事で失敗しない人間なんかいない
自分で言うのもアレなんですが、結構仕事のミスが多いんですよね。
仕事のミスをなくす方法ってありますか?
ここ最近、負のループが起こってて何もかも上手く行かないんです。
どうにかして、上手くいかない毎日から抜け出したいんです。
といった方に読んでいただきたい記事です。
- 負のループを断ち切るなら原因の特定をしましょう
- 仕事で失敗しないために事前対策をしっかりしましょう
「またミスしたらどうしよう」
「上司に怒られる」
といった感情に支配されて、他の業務にまで支障がでてしまうことはありませんか?
今まで何の問題もなくできていたはずの業務が、小さなミスを連発して大きな失敗へと繋がってしまうなんてこともあります。
実はこうした負のループに落ちてしまうケースが意外に多いのです。
とくに真面目な性格の人ほど「職場の人に迷惑をかけて申し訳ない」と落ち込んでしまう傾向があります。
しかし、見方を変えればそれだけあなたが仕事に対して真摯に取り組んでいる証拠です。
今回は仕事などで失敗ばかり続いてしまう負のループを断ち切る方法についてお伝えしていきます。
仕事でミスが続いて落ち込んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
仕事でミスした原因を探れば負のループは抜け脱せる
自信がつかない人の負のループ。
— ちーまま。メルカリ在宅ワークの先生 (@chiimama0409) July 15, 2020
「失敗するのが怖い」
「努力が無駄になるのが怖い」
その結果
「何もしない」
という選択肢を選ぶ。
そしてまた
「自分は何もできなかった」
と、ますます自信が削られていく。
はっきり言って今のままじゃ
一生自分に自信なんかつかないよ。
それでもいいの?
負のループを向けだすための原因を探るには次の3つが大事です。
- そもそも指示内容をしっかり理解しているか
- 疑問・不明点をそのままにないで相談する
- 失敗の原因をひとつずつ紙に書き出してチェックする
仕事でミスが続くと冷静さを失ってつい周りが見えなくなってしまいます。
そこでまずは立ち止まって現状をひとつずつ分析していくと、失敗した原因が見えてくるでしょう。
そもそも指示内容をしっかり理解している?
まず上司からの指示をきちんと理解しているかどうかが大事です。
- 指示内容を把握しているか
- 工程手順ができているか
- 成果物のイメージができているか
ここができていなければ、結果的に途中でほころびがでるでしょう。
指示内容の理解が甘いまま業務をすすめてしまうと、ミスに気づけない可能性が大きいです。
まずは指示された内容がどういうものか再確認するようにしましょう。
疑問・不明点をそのままにないで相談する
任された仕事を自分の手で完璧にこなそうと、一生懸命取り組むのはとても素晴らしいことです。
しかし途中で分からないことが出てきても、そのままひとりで解決しようとしていませんか?
初歩的な質問をしたら呆れられるかも。
こんな簡単なことも出来ないと思われたら嫌だ。
と、相談することで周りからの評価が落ちたらと不安になりますよね。
もしかするとその心配は無用かもしれません。
なぜなら、疑問点や不明なことは素直に聞いてくれた方が、仕事を任せた相手も安心できるからです。
逆に分からないままの状態で業務を遂行し、失敗してしまって信頼を失う結果になるのは、誰しもが予想できるはずです。
それならば、疑問点や不明点を相談し、理解したうえで業務を遂行するようにしましょう。
疑問点や不明点をすっきり解決した方がより業務がはかどるようになるはずです。
失敗の原因をひとつずつ紙に書き出してチェックする
指示された内容を理解しているか考えて、分からないところを周りにも相談したんですが、それでも上手く行きません・・・
それでも小さな失敗を繰り返す場合は、思い当たる原因をひとつずつ書き出してみましょう。
紙に書いて何が悪いのかチェックリストを作成すれば、今まで気が付かなかった原因が見つかるかもしれません。
例えば、
- 提出物に誤字脱字はないか
- 上司に言われたことがしっかりできているか
- 誰に確認するのか
など、上司に言われたことや仕事内容のポイントを一緒に洗い出すようにしていくと頭の中でも整理がしやすくなります。
失敗した原因さえ分かれば、同じミスをしないための改善策をたてられます。
リストはいつでも見返せるようにデスクの上や引き出しの中に置いておくといいですよ。
仕事で失敗しないためには事前対策が大事
- 指示された内容はその場でメモを取る
- 作業の手順を頭の中でシミュレーションする
- 段取りの時点で進歩状況を確認してもらう
仕事で失敗する原因を洗いだしたら、同じミスを繰り返さないために対策をしていきましょう。
指示された内容はその場でメモを取る
正直に言うと、新人じゃないのにメモを取るのが恥ずかしいです。
仕事に慣れて自分が後輩に教える立場になるとこのように思うかもしれません。
しかし、SHOWROOMの前田裕二社長など仕事ができるビジネスマンほどメモを細かく取るものです。
現実的に見てミスが続くのは、何かしら指示内容を見落としているからです。
自分では完璧に覚えて理解したつもりでも、工程がひとつ抜けていたり根本的なミスが続いていたりするケースもあります。
こうした小さなミスが積み重なってしまうと、最初からやり直してスケジュールを圧迫する恐れがあります。
煩わしいと思うかもしれませんが、指示された内容はその場で忘れないようにメモをとりましょう。
作業の手順を頭の中でシミュレーションしてみる
指示の内容をメモして任された仕事の全体像を把握できたら、次は具体的な手順を頭の中で想像してみましょう。
- どんな手順ですすめれば効率がいいのか
- 必要な工程数
- 確認事項
これらを頭の中で仕事の流れを具体的にシミュレーションしてみると、ミスしそうなポイントに気が付くはずです。
そうやって事前に失敗しそうな作業に目星をつけておけば、たとえ失敗してもカバーしやすくなりますよね。
頭のなかで仕事のシミュレーションを行うようにしましょう。
段取りの時点で進捗状況を確認してもらう
仕事の全体像を頭の中でシミュレーションしてスケジュールも組んだら、いよいよ作業に着手しましょう。
ここで一点注意してほしいのは、自分の判断だけで最後まですすめないことです。
もしかしたら気づかないうちに途中で何かミスしているかもしれません。
自分では見落としていたミスも第三者に確認してもらうことで、発見できる可能性が大きいです。
誰か頼れる人に作業の進捗状況を確認してもらい、間違いがないか見てもらいながら業務を進めていくようにしましょう。
仕事で失敗しない対策しても負のループに陥ったら
- そもそも人間なら誰でもミスはするもの
- ミスの修正もスケジュールに組んで余裕をもつ
- 新しいミスをしたら必ずチェックリストに加える
「ミスの原因を探って分析」→「原因を元に事前対策する」これで仕事のミスは大幅に減っているはずです。
それでも万が一負のループに落ちてしまったときの立ち直り方を紹介します。
この3つを意識すれば気持ちを立て直しやすくなりますよ。
そもそも人間なら誰でもミスはするもの
まずミスしない完璧な人間はいません。
完璧を目指すよりも「ミスしたぐらいで死なない」ぐらいの気持ちで構えましょう。
不思議なもので「失敗したらダメだ」と気負うよりも、少しぐらいのミスは誰にでもあると割り切った方が上手くいくもの。
そうやって心にゆとりが生まれると大きな失敗がなくなり、負のループから抜け出すチャンスを掴めるはずです。
ミスの修正もスケジュールに組んで余裕をもつ
仕事で失敗して負のループに陥ってしまう原因のひとつに、ミスのリカバリーでスケジュールが思うようにすすまなくなることです。
当然ながら他の業務にも支障がでて、メモを取ったり周りに確認したりする余裕がなくなりますよね。
そのためにも修正が発生した場合を想定して、スケジュールを組むことで、後から時間がないと焦る心配もありません。
多少ミスしても時間に余裕があるだけで、落ち着いてカバーしやすくなりますよ。
新しいミスをしたら必ずチェックリストに加える
先ほど仕事で失敗したら紙に書いて原因を明確にしようとお伝えしました。
今までと違うミスが発生したら、このチェックリストに付け加えましょう。
また、ミスしたときの状況と改善策も合わせて記入しておくと、後から見返したときに役立つはずです。
そうやって地道に自己チェックしていけば、いつしかミスする前にうまく立ち回れるようになります。
仕事の失敗はあなたが成長するチャンス
残念だが、自分を責めても何も変わらない。後悔したことを責めると謎の満足感を得て、同じ失敗するという負のループになる。ミスを嘆くのではなく、失敗をどう活かすかが重要。例えば、前は鍵をするのを忘れたなら、次は外出する前に確認すればOK。改善できたら成長。過去を振り返らず前を向いて進もう
— ショウ|あなたの背中を押す人 (@shoSNS0827) June 28, 2022
仕事の失敗は自己肯定感を下げるうえに、周りからの評価も落とすかもしれないと不安になるかもしれません。
かといって安易に転職してもまた同じ失敗を繰り返して負のループに陥るでしょう。
まずは肩の力を抜いて完璧を目指すよりも、自分のできることを積み上げていくのが大事です。
たとえ職場の人に迷惑をかけても、地道な努力を重ねていけば挽回できるはずです。
仕事で失敗した負のループを断ち切る方法まとめ
自分に余裕がないと他人に優しくできなくなる。そして、そんな自分が嫌いになって、他人とも距離をとるようになる。どんどん孤独になる。もっと余裕がなくなる。この負のループから脱出するためにも、まずは心に余裕を持てるよう自分で自分に優しくしてあげような。
— 考えるOL (@thinkingoodol) November 8, 2020
完璧にみえる人でも仕事で失敗はしますし、思うようにすすまないことが多いものです。
でも落ち込まなくても大丈夫です、あなたの努力次第で負のループは必ず抜け出せます。
まずは仕事で失敗したらそのまま放置しないで、原因を突き止めて改善していきましょう。
さらに「メモをとる」「作業手順をシミュレーション」「進捗状況の確認」を徹底していけばミスは減るはずです。
仕事の失敗も成長する為に必要なことだと、前向きにとらえていきましょうね。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
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