エンジニアの仕事にマニュアルは必要なのか?作成するときのポイントは?

上司から「この業務のマニュアルは不要だから」と言われたんですが、本当にそれでいいのか不満です。
新人のためにマニュアルは作るべきなんだろうか?
エンジニアの仕事にマニュアルは必要ないって本当?
といった方に読んでいただきたい記事です。
- 仕事でのマニュアルを作成するかどうかは、上司の考えに合わせるべきです。
エンジニアの業務をしていると、上司から「マニュアルを残せ!」と言われることも多いですよね。
しかし、上司や職場によっては「エンジニアにマニュアルは必要ない!」ということもしばしば…
結局エンジニアの仕事にマニュアルは必要なのかと疑問に思っている若手エンジニアも多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、エンジニアの仕事にマニュアルは必要なのか、またマニュアルを作成するときに注意するポイントはあるのかなどについてご紹介していきます。
仕事のマニュアルが必要なのかは上司に合わせるべき
マニュアル最大の価値は、作業や仕事を「引き継げる形」に整えられる点にある。職人的なブラックボックスだらけの作業や仕事では、一定のレベルの力を持つ後継者が、長期間、多数生まれない。マニュアル化は大事。
— おき軍事🍍@メルマガ軍事情報 (@milmik5) May 22, 2022
結論、仕事でのマニュアルを作成するかどうかは、上司の考えに合わせるべきです。
直属の上司が「マニュアルが必要」というのであれば作るべきですし、「マニュアルは不要」と言うのであれば作らなくてもいいでしょう。
また、仕事を振ってくれた上司によってもマニュアルが必要かどうかも違ってくると思いますので、その場合は仕事を振ってくれた上司の対応に合わせるべきです。
そもそも、仕事上でマニュアルが「必要」か「不要」かについての正解はなく、それぞれには下記のようなメリットがあります。
マニュアルが必要:仕事を教える手間を省くことができる
マニュアルが不要:考えて仕事をすることで応用力を身に付けられる
つまり、必ずしもマニュアルがあった方がいいと言うわけではなく、上司がどのような考えをしているのかでもマニュアルについての賛否は大きく分かれます。
とはいえ、大手の企業やある程度の規模の企業であれば、業務上に必要なマニュアルをあらかじめ作成していることがほとんどですので、しっかりとした組織であればマニュアル作成は常識なのです。
マニュアルを作るべきかを自分で判断する必要はない
仕事上で明らかにマニュアルを残しておいた方がいいと感じても、上司からは「マニュアルは不要」と言われて悩んだ経験のある方も多いと思いますが、そのような時に自分で判断する必要はありません。
また、「以前勤めていた会社ではマニュアルを作ることが必須だったけれど、現在勤めている会社ではマニュアルを作らない方針」というケースも多いですよね。
郷に入っては郷に従えではありませんが、やはり現在の上司の意見を参考にマニュアルを作るか否かを判断するべきです。
先ほどもお伝えしたように、マニュアルを作らないことには”応用力を養う”という考え方がありますので、「やっぱりマニュアルがあった方がいいから作ってしまいました」と上司に報告をすることで、上司の意見に反する行動としてあなたの評価が悪くなってしまいます。
ただ、マニュアルがあった方が仕事をしやすいと感じ、さらに時間があるのであれば”自分専用の業務マニュアル”を残しておくのは非常にオススメです。
”自分専用の業務マニュアル”を上司に報告しないのはもちろん、会社内で公にはせずに自分だけのものとして保管しておきましょう。
そして、万が一マニュアルが必要になったときに、自分で使用するのもいいですし、上司に「念の為作成しておきました」と提出すれば、あなたの評価はきっと高くなります。
このように、マニュアルの有無は社風や会社の文化などにも大きく影響されますので、上司の意見に柔軟に合わせることが大切なのです。
仕事で使用するマニュアル作成のポイント
仕事覚えつつマニュアル作っている。いつも思うけど、マニュアル作りが苦痛じゃないのはSE経験のおかげで、思ってもいないところで経験が活かせる。人生って勉強や経験して損は無いのだろうなぁ。
— ゆうき🐖 (@FoOCJ4c03vhSC08) May 16, 2022
仕事で使用するマニュアルを作成するときのポイントは下記の3つです。
- 5W1Hを意識して内容を簡潔にまとめる
- 細かい作業については記載しない
- 視覚的にも分かりやすく作る
それぞれのポイントを詳しくご紹介していきます。
5W1Hを意識して内容を簡潔にまとめる
マニュアルを作成している段階では、「これも必要、これも書いた方がいいよね」などと、より業務に関して詳細に書いてしまいがちですが、これでは後から見直したときに内容が分かりづらくなってしまいます。
そこで大切になるのが、下記のポイントだけを簡潔にまとめることです。
- 業務を行う目的
- 業務全体の流れ
- 求める業務水準
また、この3つのポイントを書くときには、「いつ」「誰が」「どこで」「何を」「なぜ」「どのように」を表す”5W1H”を意識して作成しましょう。
このようにすることで、後で自分が見返しても、ほかの人が呼んでもすぐに理解できる業務マニュアルを作成することができます。
細かい作業については記載しない
業務マニュアルをひとつひとつの業務の詳細を詳しく記載することで、むしろ業務がしにくくなってしまいます。
特に応用力やそのときの判断で作業内容が変わってくるエンジニアであればなおさらです。
その時は最善の作業内容だと判断できても、業務マニュアルには細かい作業内容を書かないようにしましょう。
また、作成した作業マニュアルをほかの人が見る可能性がある場合は、できるだけ専門用語を使用せずに、初心者エンジニアにもわかるような言葉遣いで作成することがオススメです。
視覚的にも分かりやすく作る
業務マニュアルを文字だけで作成する方も多くいますが、文章が長々と書いてある業務マニュアルは、なかなか読む気になれません。
ですので、適宜イラストや画像などを組み合わせて作成することが大切になります。
内容がどんなにしっかりとしている業務マニュアルでも、読む気になれないのであれば、それは優れたマニュアルとはいえませんよね。
仕事でマニュアルを作るときに注意したいポイント
仕事でマニュアルを作るときに注意したいポイントは下記の2つです。
- 業務マニュアルと運用マニュアルは別もの
- 業務マニュアル通りの仕事はNG
それぞれのポイントについて詳しくご紹介していきます。
業務マニュアルと運用マニュアルは別もの
「業務マニュアル」と「運用マニュアル」を混同してしまっている方も多いですが、この2つのマニュアルは大きく異なります。
運用マニュアルは、「Aという状況になったら○○をする」「Bという状況になったら××をする」という決まった方法しかないマニュアルのことです。
反対に業務マニュアルは、業務の全体像を把握するためのもので、マニュアルをもとに自分なりのやり方を探していく必要があるものとなります。
業務マニュアル通りの仕事はNG
業務マニュアルを作成したら、その通りに業務を進めていけばいいと考えている方も多いですが、それだけではいけません。
先ほどもお伝えしたように、業務マニュアルは業務の全体像を把握するものですので、マニュアルだけを頼りにしてしまうと応用の効かないエンジニアになってしまいます。
業務マニュアルをもとに、自分の経験や知識などを取り入れて応用できるようにすることが必要です。
業務マニュアルの目的をしっかりと理解しましょう
この記事では、エンジニアの仕事にマニュアルは必要なのか、またマニュアルを作成するときに注意するポイントはあるのかなどについてご紹介していきました。
勤務している会社でのマニュアルの扱いはさまざまですし、上司の考えによってもさまざまです。
しかし、業務マニュアルが役に立つ場面が多いことも事実ですので、上司に「マニュアルは必要ない」と言われても、自分だけのために作成するのもいいでしょうし、それがほかの人の役に立つときがあるかもしれません。
ぜひ、仕事に応用を取り入れられるような業務マニュアルを作成してみてはいかがでしょうか。
エンジニアの仕事に役立つおすすめ資格
資格を取得することは、自身のキャリアを成長させるためにも挑戦するべき行動の一つだといえます。
しかし、仕事をしながらスクールに通うといった時間に制約のある勉強方法では、なかなか資格を取得することが難しい状況の方も多いはずです。
空いた時間に資格が取得したい!
そんな方におすすめなのが、スキマ時間に自分のペースで行える「Smart資格」です。
Smart資格とは、一般社団法人日本オンライン資格推進機構(JOCP)が認定する資格講座を展開しているオンライン特化型資格取得スクールです。
Smart資格は、
- 在宅・リモートワークに役立つ資格講座が充実
- スマホ一台で勉強できる勉強しやすい教材
- スマホからそのまま簡単受験&再受験可能(追加料金¥1,500)
- 転職、個人サロン開設などキャリアアップをサポート
- 低価格で気軽に始められる
といった特徴があります。
ここでは、特に取得してもらいたい資格の内容についてご紹介していきます。
①動画クリエイター資格
動画クリエイター資格は、Adobe premiere Proのマスター資格になります。
コンテンツの内容は下記の通りです。
【コンテンツ目次〜基本編〜】
- 第1章 編集をする前の準備の流れ
- 第2章 カット編集の流れ
- 第3章 テロップの作成方法
- 第4章 BGM・SEの挿入方法と音量調節
- 第5章 カラーグレーディング
- 第6章 カッコいいトランジションの作り方
- 第7章 効果的なエフェクトの入れ方
- 第8章 動画の書き出し方法
- 第9章 おしゃれなサムネイル作成方法
- 第10章 時間短縮!作業効率を上げる方法
- 第11章 簡単なOP・EDを作ろう
- 第12章 自己紹介動画を作ってみよう
【コンテンツ目次〜実践編〜】
- 第13章 目的別!動画のクオリティを上げよう
- 第14章 漫画動画を作ってみよう
- 第15章 エンタメ動画を作ってみよう
- 第16章 広告動画を作ってみよう
- 第17章 映画風動画を作ってみよう
Adobeを使った基本操作から応用編まで、まさに動画編集に関するスキルを「マスター」することができるコンテンツとなっています。
また、動画を必要とする各ジャンルに特化した講座内容も含まれているため、即案件を受注することが可能です。
YouTubeやTikTokといった動画コンテンツの増加により、動画クリエイターへの需要が高まるからこそ是非取得しておきたい資格の一つです。

②webライター
メディアサイトなどで記事を執筆するwebライターとして活躍することができる資格です。
コンテンツ内容は下記の通りです。
【講座目次】
- 第1章:ライターにとって必要なこと
- ユーザーの目線に立つ
- ライティングの2つのポイント
- 世の中の役に立つ
- 文字単価ではなく時給換算
- マーケティングの思考力で臨む
- 第2章:記事を書く上で重要なSEO
- SEOとは?
- 4つのクエリ
- ユーザーの検索意図
- 内部リンク
- 外部リンク
- メタディスクリプション
- 第3章:ライターとしての必要スキル
- 文章スキル
- イエスセット
- PREP法
- 執筆スピードの速さ
- コミュニケーションスキル
- 連絡の早さ
- スケジュール管理能力
- 第4章:記事作成前の準備
- 構成書作成
- 競合チェック
- 記事タイトル・見出し作成
- メタディスクリプションの作成
- 検閲者に確認依頼
- 執筆開始
- 第5章:記事を仕上げる
- タイトルの作り方
- 見出しの作り方
- 内部リンクの入れ方
- 外部リンクを入れる際の注意
- まとめ見出しの目的とコツ
- 第6章:実務・ワードプレスの使い方
- WordPressの使い方
- ログインページ
- ダッシュボード
- 入稿編
- 装飾ルール
- アイキャッチ
- カテゴリー
- タグ
… 全10章のボリューミーな構成
全講座を修了後、テストライティングで添削を終えたのち納品完了すると資格が付与されます。
資格を付与された方は姉妹メディアである「資格Hacks」でのライティング案件を依頼されるようになっているので、資格取得後、即webライターとして活躍することができます。
クラウドワークス内でも500,000以上を超える案件があるため、需要量の多いwebライターの資格を取得することは大変大きなメリットがあるといえます。

③オンライン心理カウンセラー
こちらの資格は対面ではなく、電話やオンライン相談に特化した心理カウンセラー認定資格となります。
コロナ禍によるメンタルヘルスの重要性が示唆される今、「心の相談件数」は増加傾向にあります。
今後も需要が増え続けていくことを考えると、資格を取得しておいて損はないといえます。
コンテンツの内容は下記の通りです。
【教材目次】
- 第1章 カウンセリングとは
- 第2章 カウンセラーの3つの基本条件
- 第3章 コミュニケーションスキル
- 第4章 心理学について
- 第5章 精神分析的理論
- 第6章 自己理論
- 第7章 行動主義
- 第8章 特性・因子理論
- 第9章 実存主義
- 第10章 交流分析
- 第11章 論理療法
- 第12章 ケーススタディー
- 第13章 仕事の獲得方法
- 第14章 オンラインカウンセラーのためのZoomの使い方
- 第15章 個人サロン開設方法
資格を取得した後にどのように資格を活用していけばいいのか迷われる方でも、独立の仕方などのサポートも充実しています。
是非、何か人の役に立ちたい、メンタルケアの方法を知りたいという方におすすめです。
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この機会に是非自分のキャリアアップをするためにも行動しましょう!


ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
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