辞める前のやる気ない気持ちはどうすればいいのか|立つ鳥跡を濁さずが大事?
仕事を3か月後に退職するんですが、どうしてもやる気がでないんです。
辞める前のやる気が出ない現象って何なんですかね?
と思っている人に読んでほしい記事です。
- 辞める前にやる気が出ないのには原因があります
- 原因を理解することでやる気を引き出せるかもしれません
まず結論ですが、辞める前の期間中にやる気が出ない理由として、いくつかの要因が考えられます。
- 退職することを思い出すたびに気分が沈む
- やり残したことや未解決の問題が残っている
上記の理由でやる気が出ないのであれば、そう思わないために行動するしかないです。
気分が沈むのであれば、その原因を洗い出して一つ一つ解消していく。
やり残しがあるなら、後任にしっかり引き継ぐ。
自分は仕事を辞めるかもしれませんが、他の社員は会社で仕事を続けていきます。
恨みもあるかもしれませんが、そこは社会人として割り切って行動することが大事です。
今回は仕事を辞める前はなぜやる気が出ないのかについて解説して行きます。
他にも仕事を辞めるか悩んでいる人に向けた、対策法も記事後半で紹介しています。
是非最後までご覧ください
退職することを思い出すたびに気分が沈む
そもそも退職することは自分にとってベストな選択であるはずです。
気分が沈むということは、何か不安があるということ。
不安が何なのかを認識して、その不安を解消するための行動をしましょう。
やり残したことや未解決の問題が残っている
退職までの期間にムードが悪くなるのを防ぐ簡単な方法は、その期間中業務の引き継ぎやフォローに全力で取り組むことです。
もしかしたら、周りの人々は「この人が辞めた後、仕事がどうなってしまうんだろう?」と不安になっているかもしれません。
でも、引継ぎマニュアルを作ったり、資料を整理したり、後任者と挨拶したりといったことをちゃんとやることで、誰からも嫌われることはありません。
この期間を使ってしっかり仕事に集中するとメリットが2つあります。
- 周りの人々から嫌われない
- 仕事に集中することで他人の目を気にしなくてよくなる
仕事に集中しているうちに、自然に周囲の目を気にしなくなってきます。
「どうせ今度辞めちゃうんだから」という軽い気持ちで仕事をしちゃうと、周りから不快感をもたれて、退職前の期間が嫌なものになってしまいます。
もし逆の立場だったら、あなたはどう感じますか?
退職が決まったとしても、真摯に、最後まで残された業務に向き合い完遂することが大事です。
そもそも仕事をする理由とは
しんどくてやる気が出ないなぁ・・・
今の仕事を続けていても本当にいいのかな。
転職の選択肢もあるけど、これからどうしたらいいのかな?
など、気が付いたら会社に対する不満やストレスばかりを考えているときが日に日に多くなっているのではないでしょうか。
そもそも会社とは何の為に通う場所だと思いますか?
お金を稼ぐ為?
やりがいを見つける為?
改めて考えると難しいですよね。
株式会社ビズヒットが公開したアンケート結果では、なんと94.4%の方が『仕事のやる気が出ないことがある』と回答しています。
30代の男女500人にアンケート調査を行った結果、「仕事のやる気が出ないときがある」人は500人中472人。
頻度や程度には差があるものの、30代の94.4%は仕事のモチベーションが上がらない日があるとわかりました。
ほとんどの方がやる気が出ないことがあるみたいですね。
人それぞれ理由は違いますが、仕事に対するモチベーションが“消極的”になっている人は多いと思います。
ただ何となく仕事して常に考えているのは「その日をいかに早く退社するか」ということばかり・・
では、皆さんは何のために仕事をしていますか?
- 生活のため
- 家族を養うため
- 老後のため
- 自分の趣味のため
人によって上記以外にもいろんな理由があると思いますが、少なからず何かしらの目的があって世の中の人は仕事をしています。
今一度”自分は何のために仕事をしているか”見直してみると、意外とその思考で今の仕事に対する不満が晴れることもあると思います。
もし不満が残ったままなのであれば、この後の記事を読んで参考にしていただければと思います。
つまらない仕事であれば辞めましょう
結論を言うと『やる気が出ない仕事』は辞めたほうが有益です。
これだけ聞くと「無責任な発言だ」と思われてしまいますが、長い目で見ればあながち間違った判断ではないと思います。
やる気が出ないつまらない仕事で長い人生を終えると考えると、「自分の人生ってつまらないなあ」とも思ってしまいますよね。
自分の人生くらい楽しく生きたいです!
反対に「仕事を辞めることは危険だ」と発言する人もまた無責任です。
今の世の中は『仕事を辞める=ダメな事』のイメージが定着していますが、そのせいで行動に踏み切れない人が大勢いるのです。
自分の感情を抑え込んだまま仕事をすることはあまりよくありません。
「世の中に仕事はいくらでもあるんだ!」という思考に切り替えて、いっそ転職するかのように『もし転職するとしてらどんな仕事をしようかな?』と試しに考えてみると面白いです。
僕はシステムエンジニアを辞めたらWebマーケティングに関する仕事をしてみたいです。
もし仕事を辞める時に引き止められてしまったらどうする?
仕事を辞める意思を会社に伝えたら引き止められてしまうかもしれませんが、そういう時は誠実に対応するようにしましょう。
その人はあなたに対して”辞めてほしくない”という気持ちを持っている方です。
職場や業務の内容によって状況は変わってきますが少なくとも“自分は求められている人材である!”ということを認識しましょう。
それを認識することが出来たらやる気にも繋がりますし、その内容が転職するときのアピールポイントのひとつになるかもしれません。
一度しっかり話してみると、状況が大きく好転するかもしれません。
どんなに嫌いな上司、先輩だとしても「辞めないでくれ!」と言われたら耳を傾けてあげてください。
その際に注意して欲しいことは決して遠慮しないで正直な気持ちをぶつけることです。
「お前らのせいでこうなってんだよ!」と言う勢いで話しても良いかもしれませんね。
諦める事を諦めるという思考
仕事をしている方は上司から仕事の依頼をされることがほとんどだと思いますが、精神的に余裕のある状態だと仕事を投げ出すことは無いですよね。
自分がどれだけ忙しくても、その依頼を達成すると決めたからには諦めずに続行していたはずです。
やる気が出ないことは多いけど、頼まれた仕事は断らないでやり遂げてきました。
ただ、この思考で仕事をこなしているのはもしかしたら、下記のような理由からこなしている方も多いのではないでしょうか。
「会社を辞めるのは良くないから」
「この会社より良いところなんて見つからないかもしれないから」
上記のような理由から必死になって働き続けてしまうと、仕事を辞める理由を見失ってしまうため、そういった思考は今すぐ捨てましょう。
結局のところは“諦めない精神”こそが自分をキャパオーバーへ導いているという結果になります。
逆にプライドや意地を無くし、諦める事を諦めるのもいいかもしれません。
”何事もあきらめも肝心”という言葉は、決してネガティブな意味だけではないです。
そうすれば次のような思考に辿り着くことができます。
「別に今の会社が全てじゃないんだ」
「大失敗しても恥をかくのはその時だけ」
つまり、それまで自分の負担となっていた仕事から解放されるわけです。
また、どうしても日本の社会は『諦める事=逃げ』と判断されがちです。
しかし、諦める事も、その理由次第では正しい判断となります。
そして自分への負担を減らすための手段でもあるのです。
負担を減らして心身へのダメージを減らしましょう。
やる気ももちろん大事ですが、モチベーションが上がらない仕事に対してやる気を無理やり引き出しても成果は出ませんので、諦めるタイミングを見極めながら仕事をこなすように意識しましょう。
仕事を辞めるかまだ迷っている場合
しんどくてやる気が出ないなぁ・・・
今の仕事を続けていても本当にいいのかな。
転職の選択肢もあるけど、これからどうしたらいいのかな?
今の仕事つまらないし、とりあえず退職しようかな。
その前に転職先を探して・・・
ちょっと待ってください。
仕事を辞める前に一度上司に”部署異動”を相談してみてはいかがですか?
何事にも順番がありますので「じゃあ明日から会社を辞めよう!」と有言実行をするのはナンセンスです。
そして、ここで早合点してはいけません。
迷っているなら、まだ会社に残る道もあるかもしれません。
例えば、取り組んでみたかった仕事やプロジェクトをやらせてもらえないか上司に話してみると、いい返事を貰えるかもしれません。
やりたかったことができれば、やる気も少しは出ますよね。
どうせそれで恥をかいたり失敗をしても、あなたは既に会社を辞められるほどの肝が据わっているはずです。
その中で最も取り組みやすく、効果が期待できるのは部署異動です。
なぜなら環境を変えることで、自分自身への影響が大きく変わるからです。
やる気が出ない原因は、配属されている部署が悪いだけかもしれません。
今までやる気が出ない仕事内容でも部署が変わればやる気が出るかもしれませんし、環境や人間関係が一新することで自分の得意分野が新たに生まれるかもしれません。
そして人脈が広がることで新たなプロジェクトへ参入できるなど、仕事に対してのやる気が向上する可能性があります。
部署異動を繰り返し行って、それでも“仕事を退職したい”という気持ちが変わらなければ退職に向けて行動しましょう。
段階的な思考や行動をすることで、ゴールまでの道筋がはっきりと見えてくるので、仕事に対してのやる気にも繋がります。
明日からでも実践できる思考法3選
- 生活習慣を見直して思考力を高める
- オン/オフの切り替えを徹底して行う
- 目標を設定して迷わないようにする
仕事を辞めるか迷っている人は、思考法を変えると考えが変わるかもしれません。
ただ、いきなり大きな行動を取るのは現実的ではありませんので、明日から実践できる3つの行動を紹介します。
生活習慣を見直して思考力を高めましょう!
生活習慣を見直すということは自身のマインドセットにも繋がります。
例えば朝早起きをしてみてはどうでしょうか?
起床してからの2~3時間は「脳のゴールデンタイム」と呼ばれており、脳が一番活発な時間帯になります。
その時間を使い読書をして思考力を高めたり、散歩をして汗をかくことで気持ちよく一日をスタートできます。
不思議と仕事に対するやる気も湧いてくるものです。
そのまま仕事につなげて仕事効率もアップさせちゃいましょう。
オン/オフの切り替えを徹底して行いましょう!
プライベートで仕事の事を考えたり、仕事中にプライベートの事を考え込んだりしていませんか?
集中力は無いほうですね。
僕も集中力はありませんが、気持ちを切り替えることでやる気を出して仕事をすることができます。
プライベートと仕事のオン・オフの切り替えは重要です。
たとえプライベートで悩むことがあっても、仕事中は集中して余計な事を考えるのは避けましょう。
逆にプライベートでも同じで仕事での悩みや愚痴を持ち込むのはNGです。
オン・オフの切り替えは今取り組んでいる事への集中力に直結します。
仕事に対してやる気が出ない状態でも最低限やるべきことはしっかりとやりましょう。
仕事とプライベートの”やる気スイッチ”を探しましょう!
人によっていろんな方法があるとは思いますが、まずは切り替えることを意識してみましょう。
イメージして思考力を高めることが大事です。
思考を巡らせて”隠れたやる気スイッチ”を探しましょう。
目標を設定して迷わないようにしましょう
物事に取り組む上でしっかりとした目標を設定しましょう。
例えば、「やりたい仕事をするために、勉強して資格を取得しよう!」といった、目標を設定すると絶対に合格しようと勉強に意欲が湧きますよね。
逆に「なんとなくこの資格を取っておけば仕事に役立つかな」というように、目標を設定しない状態では勉強に対するモチベーションはあまり上がりません。
目標を設定しないと、何のためにそれを行っているかが分からなくなってきます。
仕事を辞めたり何かを頑張るときは、必ず目標を明確にして行動していきましょう。
ゴールがあるから走り続けられるし、やる気を持続することができます。
ここでも思考を巡らせて目標の再認識を行いましょう。
目標があることは、これから歩んでいく道で迷わないための”目印”になります。
仕事に対するやる気の原動力にもなるので必ず設定しましょう。
やる気が出ないなら他の事をやってみましょう
- 仕事はいつでも辞められる
- 諦めることを諦めてみる
- 意識を変えて改善を試みる
一番大事なことはやる気が出ない原因を見つけることです。
単純に“やる気が出ない”だけだとその先の展開がありません。
”やる気が無い”という言葉だけではなく“なぜやる気が無いのか?”ということを考えましょう。
やる気が出ないのは何故か?どうすればその悩みは解決されるのか?
それをもとに今の仕事を辞めるべきなのか、それとも部署異動で解決できないかを判断します。
たとえ仕事を辞めるという選択をしたとしても、必ずチャンスはあります。
人には苦手な仕事の分野があれば、得意な仕事の分野もあります。
職種も変えてみたら上手くいったという事例もいくつもあります。
行動してチャンスを勝ち取りましょう。
今一度自分の進むべき道を見直してみましょう。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
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