離乳食に対して夫が無関心すぎる!育児に無関心な理由3選
パパが育児に前向きになってくれなくて困っているんです。
パパはどうして自分の子供なのに関心が持てないんでしょうか?
このような悩みを持った方に向けた記事です。
- 細かくやっている育児を書き出して伝える
- パパは育児初心者なので、ちょっとした出来事で叱りつけないようにする
- 褒めて伸ばすようにする
育児や家事をしているといろんなトラブルが起こります。
必死な母親からするとパパが育児に関心を持ってくれないと「いざという時にどうしよう・・・」と不安になります。
特に離乳食が始まるとすべてママ任せになるパパも多いみたいですね。
離乳食こそ率先して手伝ってあげて欲しいところです。
そんなことをされると、誰にも頼れないような気がして悲しい気持ちにもなるかもしれません。
また、イライラが加速するとパパから気持ちが離れてしまい夫婦関係が悪くなってしまいます。
「なぜパパが育児に無関心なのか」
「パパが日常的に行っている行動の真意」
そんなママの悩みについてについて解説していきます。
育児に無関心なパパになった理由
【どっちのパパがいいですか?】
— ケントロー/ 育児パパ (@kent_row192) January 17, 2021
①家事も育児も何でもやるけど、口うるさいパパ
(家事・育児にこだわりあり)
②家事も育児も何もやらないけど、何も言わない(無関心)パパ
私は①パパのつもりですが、奥さんはそんな私が大キライだそうです!
✳︎いいパパになるって難しすぎる😓#良いパパ
パパが育児に無関心になった理由は大きく分けて3つあります。
- 育児に対する覚悟がないまま子供が生まれ、どうしたら良いのか分からなかった。
- 手伝おうとしたらママに叱られてしまい、そこからやる気を失った。
- 自分が一番である時間が減ってしまったから拗ねてしまった。
それぞれの原因と対処法をご紹介いたします。
育児に対する覚悟がないパパの場合
・うんちだからオムツ変えない
— ちよ子 (@r_chiyoko) February 12, 2020
・離乳食はわからないから作らない
・泣くから寝かしつけできない
「できない」って言い訳して、育児しない選択肢がパパにだけあるのおかしいよね?
ママは「ちゃんとしないと子が死ぬかもしれない!!」ってくらいの覚悟で、できなくても必死にできるようになるのに。
育児に対する覚悟がないパパを作らないようにするには、パパ自身が「当事者として参加している意識を持つ」心掛けが大事です。
その為にできる対策の一例は以下の通りです。
- 一緒にベビー用品を見に行きながら将来像を想像してみる
- (性別がわかっている場合は)一緒に名前を付ける楽しみを味わう
- 育児本などを読んだり、夫婦で参加できるセミナーに行く
- 知人に先輩パパとして体験談を教えてもらう、知り合いの子供と遊んでみる
- 毎日お腹を撫でてもらい、話しかけをする時間を設けてもらう
- 産婦人科の検診に付き添い、エコー写真を一緒に見たり、心音を聞く
パパと一緒に準備をすると「これから一緒に子育てするんだなー」って実感が沸きますね!
とにかく子供を育てる自分の姿をイメージすることが大事です。
どの例も「一緒に」や「体験する」が基準となっていて、一緒に何かを学び何かを達成すると一体感がわきます。
もともと子供が好きなら参加した経験によって新たな発見があります。
イメージすることで子供が生まれてきた時の楽しみや覚悟が生まれてくる場合が多いのです。
育児に関する予習もできるのでおすすめです。
男性は「女性ばかりが子供が生まれる実感を持ち、先に心の準備を整えてしまう」と思いがちです。
その先入観のせいで、男性はついていけなくなっていると考えます。
一度差が出来てしまうとそれを埋めることは難しくなります。
気付けば父性を感じられない状態でのスタートダッシュとなってしまうのです。
ママからすると「お腹が大きくなったのを散々見てきたでしょう!」と言いたくなると思います。
しかし、そうは言っても結果としてそうなってしまったパパがいるわけです。
そんな状態になっているので、パパを叱りつけても仕方ありません。
事例1)手伝おうとしたらママに叱られてしまった場合
「わたしばっかりやってない?」と妻の育児への不満がこぼれた1年前。「言われたらやる」「気づかぬフリ」「自分のこと優先」の身勝手さを猛反省。妻の行動を観察しメモをとる。真似しながら1つずつ実行。ある日、妻から「パパがいてよかった」の言葉に涙が溢れた。わたしが育児に目覚めたきっかけ。
— ゆうき|親の心に刺さる140字 (@akoch_0518) April 19, 2022
男性にはどうしても女性の産後のホルモンバランスの乱れが理解できません。
それによりパパのふとした発言がナーバスになっている女性からすると、許せない言動と捉えられてしまう可能性があります。
ママには「ガルガル期」というものがあります。
女性が出産したあとに、動物的な本能から子どもを守るために気性が荒くなる時期のことを表す言葉で、インターネット上などで数年前から使われ始めたものです。
パパが「育児に追われて大変そうだから、手伝おうか?」と、言ったとしてもタイミングが悪ければイライラさせてしまうでしょう。
例えば、子供を抱っこしているママに話しかけ、寝ていた赤ちゃんが起きてしまうと
「どうして余計なことをするの!」
「手伝ってほしい時に何もしてくれないじゃない!」
と激怒するかもしれません。
その場合、パパは萎縮してしまいます。
一度激しく怒られてしまったパパは、この出来事がトラウマとなり
「手伝って怒られるくらいならやめておこう」
「あまり関心を持ちすぎるとプレッシャーになるかもしれない」
と育児を放置してしまうのです。
パパに対して「察して」は良くない手法です。
普段どういう家事や育児をしているのか細かく紙に書いてみるのはどうでしょうか?
かなり手間かもしれませんが、パパに対して「何も言わなくてもわかるよね」は育児では通用しません。
そこで、普段のタイムテーブルと理想のタイムテーブルを書いた紙を渡してみると良いでしょう。
男性は仕事柄、計画通りに進める努力や方法に長けている人が多いので、女性とは違う思考で先回り出来る可能性があります。
ただし、タイムテーブルも漠然と「食事」だけではなく次のように細かく書きましょう。
- 離乳食の準備をする
- ベビーチェアを拭く
- 前掛けとタオルを置いておく
「書かなくても常識でわかる!」と思い込んではいけません。
パパとママの育児歴は同じですが、子供と関わっている時間が大きく違うので、パパは分からなくて当然と思うべきです。
パパも育児を覚えようと必死なはずです。
そのうち慣れてくるとパパの気が利くようになってきて、ママと同じように準備や行動がとれるようになり、子供もパパに懐くため育児が楽しくなっていきますよ。
事例2)パパが子供っぽい
パパが子供っぽくて困るんです。
パパがいつも、私が育児しているとつまらなさそうにしてくるのが困ります。
パパだって大人なのだから、子供みたいな行動をしないで欲しいわ。
子供の世話だけでも大変なのにパパの世話もなんてできません。
と感じているママの声は意外と多いのですが、このようなパパには気持ちよく育児を手伝ってくれるための方法を実践してみましょう。
- 育児を手伝ってくれたら大げさに褒める
- 「あなたが一番頼りになる」のように「一番」である事実を伝える
- ○○(子供の名前)はあなたの○○な部分が似てとても可愛い、と褒める
- 育児も仕事も頑張ってくれて嬉しい、と小さな手伝いでも喜ぶ
結構めんどくさいですね(キッパリ)。
最初はママからすると非常に面倒だと思うかもしれません。
しかしこれを実践することで
「自分がいないとだめなんだ」
「ママから求められている」
と、パパは思ってくれるかもしれません。
その結果、率先して育児の手伝いをしてくれるようになる可能性が高いです。
また、ママがパパを褒めるといった些細なことでも、次のように思ってくれる可能性があります。
- 家族の一員として認識されている
- 自分の立ち位置がある
だんだん無関心だった育児が“楽しい”と感じてくれるはずです。
「育児の楽しいところを知らないパパに気付かせてあげる」気持ちで対応してあげましょう。
パパをイクメン化するためにも、できることを実践していきましょう。
パパはママから褒められるための育児を辞めるべき
『旦那さんイクメンだねぇ』
— みずきさん。 (@__mizukichi__) April 22, 2017
って言われるとくそむかつく(笑)
イクメンてなに?
パパでしょ?父親でしょ?
育児するのが普通でしょ?
育児してたらすごいとかいう考え
やめてくれないかな( ´-ω-)
”パパが気持ちよく育児を手伝ってくれるための方法”について解説してきました。
今までの話と矛盾しているように聞こえると思いますが「パパはママから褒められるための育児を辞めるべき」です。
ママはパパを褒め、パパは嬉しくなって育児に興味を持ち参加をする。
これはあくまで、育児に無関心なパパが関心を持つまでのきっかけなだけです。
余裕があれば、パパを指摘してあげるべきです。
本来はパパも育児をするのは当たり前で、褒められるために育児をしている人は即刻辞めるべきです。
それは褒められた事実が嬉しくて、育児を続けていられるだけで「宿題をやったらおやつを食べていい」と言われていたあの頃と変わりません。
パパが仕事に行っている間、ママはおやつがなくても育児を必死でやっています。
育児は夫婦で協力してやるべきです。
褒められるから育児をするのではなく
「育児を当り前の行動と心から思える」
ようになったら、ママも子供も「パパがいてくれて良かった!」と思ってもらえるようになっていますよ。
あまりにもパパは無関心なのであれば育休をさせるのもあり
毎日朝から晩まで子育てに追われてあっという間に1日が終わる・・・
いつまでも続くわけではないですが、人によっては精神的にダメージがあり、最悪の場合病気になってしまう可能性もあります。
最悪の状況を避けるためにもパパにお願いして育休を取得してもらうのも一つの手段です。
たとえパパが育児に無関心であっても、育休を経験すれば意識が変わるかもしれません。
育休でよくある悩みの「育児休業制度」や「給付金」についても解説していますので、これから育休を取る方は次の記事も参考にしてみてください。
わかっていないパパにはしんどいですがフォローをしてあげましょう
パパにやってほしい内容を正しく伝えるには、次の3つを意識しましょう。
- 細かくやっている育児を書き出す
- パパも育児は初心者なのだから、ちょっとした出来事で叱りつけない
- 褒めて伸ばす
ママは大変ですが、夫婦で協力して育児ができれば、間違いなく今よりも楽になるはずです。
褒めるのも怒るのもパワーが要りますが、褒めた方がパパのやる気は高確率でアップするはずです。
育児を少しでも楽にするためにぜひ試してみてくださいね。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
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