平ワッシャーの向きはどっち側を上にしたら良いのか?実は選べる裏表
平ワッシャーってどっち側を上にしたら良いんですか?
表と裏の違いがわからないです。
- 平ワッシャーの向きが分からない
- 平ワッシャーについて他人と意見が食い違った人
- 平ワッシャーの役割が分からない
- 仕事上の理由で、平ワッシャーの詳細な仕様や品質基準に関心を持っている人
- どのタイプの平ワッシャーを購入するべきかを知りたい人
- 特に素材やサイズに関する詳細情報を探している人
といった方に読んでいただきたい記事です。
結論だけでも読んでいただけると嬉しいです。
- 平ワッシャーには表と裏があります
- それぞれの向きによってメリットがあります
- 両方とも表のワッシャーがあります
まず結論ですが、角が取れているほうが表になります。
そして、必ず表が上になるわけではありません。
反対だったらどう考えてもおかしいでしょ!
付け方を間違えた人の言い訳にしか聞こえないです!
と思う方もいるかと思いますが、実は裏から上でも良い場合があります。
品質に厳しい会社だとたびたび論争が起きているようです。
確かに工事などをしている人からすれば
この付け方は間違っていますよね、僕でもそう思います。
ただ、ちゃんと意識してこの向きで付ける人もいるんですよね。
どちらかというと機器や製品を作っている人が、一見逆さにも見える付け方をすることがあります。
実際話を聞いてみると「確かにな~」と思いました。笑
ただ、ちゃんと認識合わせはしておかないといけません。
お客さんに指摘されたら面倒くさいですからね。
この記事では表裏の使い分けについて解説しています。
少しでも気になった方は、最後まで読んでいただけると嬉しいです。
平ワッシャーの向き
表裏のそれぞれの向きには、次の覚えておくべきポイントがあります。
表面を上にするとき
- 接触面が広いのでしっかり締め付けできる
- 一般的な取り付け向きで違和感が無い
表を上にするのが一般的な取り付け方法です。
母材との接触面積が広くなるので、締め付けの力が均等にかかります。
その分母材への負荷が高くなるので、塗装などが剥げる可能性が出てきます。
納入前の製品を締め付けるときは、力の加減に注意しましょう。
裏面を上にするとき
- 接触面の角が無いので筐体を傷つけない
- ボルトやネジが取り外しやすい
- 人によっては見た目に違和感を覚える
稀にですが裏面を上にした状態で平ワッシャーが付けられていることがあります。
ぱっと見た感じは「間違えてるんじゃないの?」と思うかもしれません。
実は意味があって裏を上にしている可能性があります。
よくある理由としては、製品の表面を傷つけないように裏を表にしています。
塗装などが剥げないように、比較的凹凸の少ない表を下にすることで、やさしめに締め付けることができます。
ただ、滅多に見ない取り付け方法であることは確かです。
なぜそのように取り付けられているかは、その製品に詳しい人に聞きましょう。
平ワッシャーの向きの正解は1つじゃない
平ワッシャーについて解説しましたが、いずれにせよ目的を持って平ワッシャーをつけることが大事です。
そして迷ったときは、角が取れてる方を上にして取り付けましょう。
あと、平ワッシャーの種類によっては、裏表気にせずに使えるものもあります。
使う前に平ワッシャーをよく観察してからはめ込むようにしましょう。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
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