生協とコープの違いは?似ているようで同じではありません
生協とコープの違いってなんですか?
実はどっちも一緒ですか?
生協の呼び方が色々あって混乱してます。
といった方に読んでいただきたい記事です。
結論だけでも読んでいただけると嬉しいです。
- 「生協」と「コープ」の呼び方は、日本語と英語の違いでしかありません
- 生協は独立した団体であり、各地域にある生協はそれぞれ独立した団体です
- 独立した団体ではあるものの、基本的な考え方は全国共通です
街のスーパーマーケット「コープ」は、いわゆる「生協」と同じなのでしょうか?
この記事では「生協」と「コープ」の違いについて解説していきます。
両者は異なるもののように思われるかもしれませんが、実は同じ意味を持っています。
地域の生協によってサービスは異なるかもしれませんが、基本的な考え方は同じです。
早速、違いについて詳しく解説していきます。
少しでも気になった方は、最後まで読んでいただけると嬉しいです。
「生協」と「コープ」は同じ意味ではない
まず前提の話ですが、生協は英語で「consumers’co-operative」と呼ばれていて、その頭文字をとってCo-op(コープ)と呼ばれています。
呼び名については日本語か英語かの違いでしかありません。
そこで本題ですが、日本には「○○生協」だったり「○○コープ」のような、いろんな呼び方があります。
それらの生協(コープ)は独立した団体なので、一概に同じとは言えないというわけです。
- 大学生協
- 医療生協
- 福祉生協
- 地域生協
- 住宅生協 など
また、生協(コープ)は非営利団体で、生協の組合員はそれぞれ、事業の運営について平等な発言権を持っています。
生協としての根幹となる部分については共通ではあるものの、若干の運営方針の違いがあるので、組合員になるときは定款をしっかり確認するようにしましょう。
株式会社が運営する総合スーパーとは異なり、生活協同組合は利用する人がお金を出資して組合員になり、協同組合のサービスを集団で監督しています。
消費者が生協に投資することで、消費者の生活を守り、生活を向上させることを目的とした施設であることが特徴です。
生協とは?
生協は全国共通の組織ではなく、各地域で独自に運営されています。
しかし、これは全く違うということではなく、サービスや商品に違いがあるだけです。
というのも、日本には全国の生協が加盟する「日本生活協同組合連合会(日生連)」という連合会があります。
日本生活協同組合連合会が、全国の生協に対して、生協商品の開発・供給を行っているので、各生協で同等のサービスを受けることができます。
ちなみに海外にも生協はあります
生協の発祥の地はヨーロッパで、今でも国内で社会的に大きな力を有しています。
また、国際協同組合同盟(ICA)に生協は加盟しています。
ICAには112カ国から、合計318もの組織が加盟している(2022年11月現在)大きな組織となっています。
日本には300以上の生協があります
この記事では生協とコープの違いについて解説してきましたが、基本的には独立した組織なので、名前が違う時点で「別の生協」と判断すればOKです。
ただ、別だからと言って、生協としての大事な考え方は同じなので、加入するときは悩まずに利用しやすい場所にある生協を利用するのがおすすめです。
違いを理解して、生協を便利に利用していきましょう。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
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